ライブを思いきり楽しむために、視界を少しだけ高くしてくれる「厚底靴」。
でも、何センチまでなら迷惑にならず、自分も周りも安心して過ごせるのでしょうか?
この記事では、ライブ会場のルールや身長別の最適な高さ、疲れない靴の選び方まで、初めての方でもわかりやすく解説します。
✔ ライブでおすすめの厚底の高さ(結論)
- 基本は 5〜6cm の厚底が安心
- 座席ありホールなら 7cm前後 まで許容されることが多い
- 10cm以上の極端な厚底は、マナー面・安全面どちらから見てもおすすめしない
簡単な結論としては上記のような感じなのですが、さらに詳細な内容についてご紹介します。
ぜひチェックしてみてくださいね!
ライブで厚底靴は何センチまでOK?基本ルールと考え方
ライブで厚底靴を選ぶときは、「会場の規定」と「周囲への配慮」の2つが大きなポイントです。
まずは一般的な目安や、よくあるトラブルを避けるための考え方から押さえておきましょう。
一般的に許容される厚底の高さはどれくらい?
ライブでは、多くの会場やファン同士のマナーとして、5〜7cm程度の厚底が無難とされています。
特にスタンディングエリアでは、後ろの人の視界を妨げないような配慮がとても大切です。
- スタンディング:5〜6cmまでが安心ライン
- 座席ありのホール:7〜8cm程度までなら許容されることが多い
- 10cm以上の極端な厚底:転倒リスクやトラブルの原因になるので避けるのが無難
ライブ会場ごとのルールの違い(ホール・アリーナ・ライブハウス)
同じライブでも、会場の形状や座席の有無によって、厚底靴に対する考え方は少しずつ変わります。事前にチケット情報や公式サイト、注意事項を確認しておくとより安心です。
- ホール(座席あり):席ごとの高低差があるため、周囲の視界を大きく遮らなければある程度自由
- アリーナ(ブロック指定など):段差が少ない分、7cm以内を目安にするとトラブルを避けやすい
- ライブハウス(密集しやすい):足元が不安定になりやすいので、安全重視で5cm以下が理想
迷ったらどの高さを選べば安心?
「この高さでも大丈夫かな?」と迷ったら、「6cm前後」を選んでおくと、マナー面・安全面ともにバランスが良く、おすすめです。
- 視界を少しだけ底上げしてくれる
- 周囲の人の邪魔になりにくい
- 歩きやすさ・安定感の面でも無理がない
不安な場合は、公式の注意事項やSNSでのレポートをチェックし、自分の身長やブロック位置を考慮して決めると安心です。
身長別|ライブで失敗しない厚底の高さガイド
同じ厚底の高さでも、身長によって「ちょうどいい」と感じるか、「盛りすぎ」と感じるかは変わってきます。
ここでは身長別に、ライブで使いやすい厚底の目安を紹介します。
低身長さんにおすすめの厚底の高さ
低身長さんは、少し高さを足すだけでもステージの見え方がぐっと変わります。
ただし、盛りすぎると周りの視線が気になってしまうこともあるので、バランスが大切です。
- 145〜150cm:視界アップ重視なら5〜7cmの厚底が◎
- 150〜155cm:4〜6cm程度が自然で歩きやすい
- 160cm以下で混雑するライブ:安全重視なら5cm以内に抑えると安心
「がっつり盛る」よりも、「少し高くなる」程度の厚底を選ぶと、周囲とのバランスも取りやすく、マナー的にも安心です。
身長ごとの最適な厚底サイズ早見表
自分の身長から、ざっくりとした目安を知りたいときは、次の早見表を参考にしてみてください。
| 身長 | おすすめ厚底サイズ |
|---|---|
| 145〜150cm | 5〜7cm |
| 150〜155cm | 4〜6cm |
| 155〜160cm | 3〜5cm |
| 160〜165cm | 2〜4cm |
| 165cm以上 | 基本は厚底なしでもOK。履くなら2〜3cm程度 |
あくまで目安なので、当日の席の位置やブロックの高さ、同行する友達とのバランスなども合わせて考えると失敗しにくくなります。
ステージの見え方が変わる!厚底高さの比較ポイント
厚底の高さによって、ステージの見え方や体感は大きく変わります。
選ぶときは、次のようなイメージを持って比較してみてください。
- 約5cm:「ちょっと背が高くなったかな?」と感じる程度で、視界が少しクリアになる
- 約7cm:周囲の人より頭ひとつ分だけ視線が上がりやすいが、マナー上の上限に近い
- 10cm以上:視界はかなり良くなるが、その分周囲の視界を遮りやすく、転倒リスクも高まる
「自分が見やすいか」だけでなく、「後ろの人からどう見えるか」もイメージして高さを決めるのが、大人なライブマナーです。
ライブに向いている厚底靴の種類と選び方
一口に厚底といっても、スニーカータイプからブーツ、サンダルまで種類はさまざまです。
ここでは、ライブ向きの厚底靴の種類と、それぞれの選び方のポイントをまとめます。
厚底スニーカー・ブーツ・サンダルの違い
タイプ別に特徴を知っておくと、自分の行くライブや季節に合った厚底を選びやすくなります。
- 厚底スニーカー:クッション性が高く、長時間のスタンディングに最適。安定感もあり、初心者さんにもおすすめ。
- 厚底ブーツ:デザイン性が高く、ファッション重視のコーデに映えます。ただし重量があるものが多く、足が疲れやすいことも。
- 厚底サンダル:夏フェスや屋外イベント向き。通気性は良いものの、ホールやアリーナのきちんとした雰囲気には合わない場合もあります。
素材別の特徴とメリット・デメリット
靴の素材によっても、疲れやすさや蒸れやすさ、見た目の印象が変わってきます。ライブ中の快適さを重視したい方は、素材にも注目してみましょう。
- レザー系素材:見た目がすっきりしていて、コーデの主役にもなります。ただし重さがあり、汗をかくと蒸れやすい点も。
- メッシュ系素材:通気性が良く、長時間履いても足がムレにくいのが魅力。軽量な反面、ホールド力はやや弱めのものもあります。
- EVA素材などの軽量ソール:クッション性が高く、とても軽い履き心地。ただし、摩耗が早かったり、安っぽく見えてしまう場合もあります。
長時間でも疲れない靴を選ぶチェックポイント
ライブは、開演前の待ち時間も含めると立ちっぱなしの時間がかなり長くなります。厚底を選ぶときは、次のポイントをチェックしてみてください。
- つま先部分に余裕があり、指が圧迫されない形か
- インソールにクッション性があり、土踏まずにフィットしているか
- 靴自体が重すぎず、歩いたときに足首やふくらはぎに負担がかからないか
- ソールの溝がしっかりあり、フロアで滑りにくいか
購入前に必ず試し履きをして、可能であれば店内を少し歩いてみると、当日のイメージに近い感覚をつかめます。
ライブで厚底靴を履くときの注意点
厚底靴は便利でかわいい一方で、転倒や足の痛みなどのトラブルにつながることもあります。ここでは、ライブで厚底を履くときに気をつけたいポイントを整理します。
安全に歩ける厚底の選び方
まずは「安全に歩けること」が大前提です。見た目の可愛さだけでなく、次のような点を意識して選びましょう。
- ソールが硬すぎず、地面の凹凸を適度に吸収してくれるか
- 足首までしっかりホールドされるデザインか(ストラップやハイカットなど)
- つま先だけ極端に高い・前後の傾斜がきついデザインは避ける
人が多く集まる会場では、ちょっとした段差や押し合いでバランスを崩しやすくなります。安定感のある靴を選ぶことが、自分の身を守ることにもつながります。
ライブ中に痛くならないための対策
「かわいいけれど、途中から足が限界…」という事態を防ぐために、事前の準備も大切です。簡単にできる対策を取り入れておきましょう。
- クッション性の高いインソールやジェルパッドを入れて負担を軽減する
- ライブ当日におろすのではなく、事前に何度か履いて慣らしておく
- かかと・足指・小指の付け根など、痛くなりやすい部分にあらかじめ絆創膏やテーピングを貼っておく
また、会場までの移動はスニーカーで行き、会場付近で厚底に履き替えるという方法も、足への負担を減らすのに有効です。
屋内・屋外イベントで気をつけたいポイント
屋内か屋外かによっても、厚底靴の向き・不向きは変わります。それぞれのシーンでの注意点をチェックしておきましょう。
- 屋内(ホール・アリーナ):床がフラットな反面、素材によってはとても滑りやすいこともあります。ソールの滑りにくさを重視しましょう。
- 屋外(フェス・野外ステージ):砂利道や芝生、ぬかるみなどでは厚底が不安定になりがちです。足首をしっかり支えるスニーカータイプや、厚底を控えめにするなど工夫が必要です。
天候によっても足元の状況が変わるので、雨予報のときは特に滑りにくさと防水性を意識して靴を選びましょう。
まとめ|ライブで厚底靴を選ぶ基準とベストな高さ
最後に、ライブで厚底靴を選ぶときのポイントと、ベストな高さの考え方をおさらいします。
- 一般的な許容範囲は5〜7cm程度が目安
- 会場ごとのルールや注意事項を事前にチェックすると安心
- 身長に合わせて無理のない高さを選ぶと、マナー面でも好印象
- 種類・素材・フィット感で、疲れにくさや安定感が大きく変わる
- 安全性と周囲への配慮を優先し、極端な厚底は避けるのが無難
自分に合った厚底靴を選べば、視界も気分もぐっと上がり、ライブをもっと快適に楽しめます。周りへの思いやりも忘れずに、お気に入りの一足で最高の時間を過ごしてくださいね。

